睡眠のエネルギー保存

哺乳総物と鳥には、徐波睡眠があるほかに、さらに、この両方の種に共通なものとして恒温体ということがあります。


したがって、徐波睡眠と恒温性とは一緒に進化してきたものではないかと考えられます。


系統発生的のみでなく、個体発生的にも同じような関係がみられます。


すべてではありませんが、生まれたばかりの哺乳動物や鳥は、熱を産生して体温を調節することが出来ないので、母親の体温や、羽毛 布団 販売に頼っています。


出生時に完全に体温調節能力がない恒温動物は、徐波睡眠もありません。


そして体温調節と徐波睡眠は一緒に発達してくるのです。


たとえば、北米の有袋類であるフクロネズミは、約65日で1~3ヘルツの高振幅の除波と一緒に体温調節のサインが現れます。


除波の振幅が増すにつれて、体温調節能にも進歩がみられます。


そして、79日で成熟したフクロネズミに典型的な除波睡眠と一緒に正常の体温調節が明瞭となるのです。


このことは、除波睡眠と恒温性の発達の間には密接な関係があることを示しています。


そして、エネルギー保存が要求されるようになった結果と考えられます。


なぜなら、体温を一定に保つために身体の中で熱を産生しなくてはなりません。


その熱源として大量のエネルギーの消費があり、限られたエネルギーしか得られない自然環境ではエネルギーを節約することが生存に不可欠のこととなってくるからです。

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